医学部受験の慶応進学会フロンティア» 教科紹介 » 化学
化学は暗記科目であるということは、受け入れなければならない事実だと言えます。
多数の物質の名称を覚えない限り、問題文を読み解くことさえままならない有機・無機の両分野は言うに及ばず、
比較的計算問題が多く出題される理論分野についても、物質や実験器具の名称を覚えねばならないだけではなく、
計算問題の定石的な解法も問題を読んで即座に思いつくレベルに達していないと、
医学部を始めとする難関大学・学部の入試問題で満足な点数を獲得することはままならないからです。
そのかわり計算問題や思考力を要する問題であっても、
非常に難易度の高い問題が出題されることは滅多になく
(たとえ出題があったとしても試験時間を考慮すれば
「捨て問」と考えた方が得策だと言えます)、ほとんどが定石的な解法で解けるものなので、
努力に比例して点数が上がる性格が強い科目であると言えます。
このような事情を鑑み、「理系だから暗記は苦手だ」といった言い訳を弄することなく、
積極的に暗記に励む姿勢は重要なのですが、ここで注意しなければならないことは、
ただ闇雲に暗記したからといって入試での得点が伸びる訳ではないということです。
有機の反応系統に代表されるように、化学は一連の「流れ」を重視する科目なので、
この「流れ」を無視して知識量だけを増やしたところで、得点力向上は期待できないのです。
後期の授業では実際の医学部の問題を使って演習をしています。
解答の方針や時間配分の適切さに至るまで丁寧に指導して参ります。
①「知識の使い方」を身に付ける、つまり、天下り的に覚える知識は最小限にし、 その最小限の知識を駆使することによって、なるべく根本から、「因果律」として化学現象を理解する。
②計算問題においては、①で得た化学現象のイメージを基礎にして、 入試の基本レベルから最高レベルまでの問題を解く首尾一貫した解法、その発想の仕方を示す。
満田 深雪
(みつだ みゆき)
河村 浩行
(かわむら ひろゆき)
垣本 真吾
(かきもと しんご)
真田 雅樹
(さなだ まさき)
本多 高基
(ほんだ たかき)
若林 研吾
(わかばやし けんご)
田中 公英
(たなか ともひで)
門田 悠暉
(もんでん ゆうき)
杉野 政仁
(すぎの まさひと)
吉田 有毅
(よしだ ゆうき)
西垣 颯一郎
(にしがき そういちろう)
三尾 仁人
(みお きみと)
関川 洋太郎
(せきかわ ようたろう)
西口 梨沙
(にしぐち りさ)
吉田 昇悟
(よしだ しょうご)
大曾根 快
(おおそね かい)
横山 紗妃
(よこやま さき)
片山 博史
(かたやま ひろし)
平塚 寛生
(ひらつか ひろき)
小林 啓太郎
(こばやし けいたろう)
小泉 祥太郎
(こいずみ しょうたろう)
村井 絵理子
(むらい えりこ)