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2015年度 センター試験 理科講評

2015年度 センター試験 理科講評

【化学】

新課程移行に伴い学習範囲が大幅に広くなったが、
全体的に知識問題の選択肢は容易で計算問題も複雑なものはなかったため、今年度の化学はやや易化。

全体として例年からの出題形式の変化は少なく、いくつかの問題を除き、ほぼ基本問題。

ただ出題範囲が多岐に渡るため、
苦手分野を作ることなく漏れなく学習することが必要。

センター試験の計算問題は比較的容易で値も綺麗な数値で出ることが多いので、
日頃から化学計算の訓練を積んで素早く解けるようになってほしい。

理科を二科目受験する者は、120分で二科目解けばよく、時間配分などは受験生の自由となっている。
化学・物理選択者は、化学を50分程度で処理し、物理に70分を割くなど工夫をすれば、
理科全体として得点率が上がると思う。

【物理】

熱力学と原子分野が選択問題として出題されたことや大問の増加により
小問の数が減少したことを考慮すると、全体的に易化。

まず、新課程に移行されたことにより、大問数が4つから5つに増加し、小問の数が減少した。
このことから題材としてやや発展的な内容が出題されたことを考慮しても、
問題としての深みはなくまた計算も容易で解きやすかった。

特に、大問2のBのサイクロトロンの出題は、題材としてはやや発展的な部類だが、
仮にサイクロトロンやその原理が分からなくても、選択肢の答えの次元解析をすれば、
解答することが可能だった。

このような出題は、旧課程から新課程に移行する今年度のみであると思う。

来年度以降は、

問題の題材としては同程度のやや発展的なもので
計算もそれなりに必要なものが出題されると予想する。

来年度の受験者は、基礎基本を固めた上で、発展的な内容についても意欲的に取り組んで欲しい。

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