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バカボンのパパ

   投稿日: 2018/08/06    投稿者:中村 克己

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 私はこれまでいくつかの塾や予備校で、下は小3から上は50歳くらいの方まで、様々な年齢層の方を指導して来ました。その過程で、人はそれぞれ異なる、ということを実感して来ましたが、自分の息子の成長の様子を見て、尚の事、「人と比べる必要はない」という所感を記しておきたくなりました↓

 我が息子は来年小学校に入学しますが、普通学級ではなく、特別支援学級に通う予定で、区内にある学校を見て回っています。

 息子がお姉ちゃんと違う、と気付いたのは2歳くらいの時です。言葉の習得が遅く、幼稚園でも一斉指示が通らない。言葉を通じた概念化が、同級生に比べて苦手であることは明白でした。一言で言えば、発育がちょっと遅い。幼稚園と並行して療育施設にも通っています。

 元気に育っていますし、年を追うごとにどんどん成長しています。顔は極めて可愛らしく、私とは全く似ていないので、昔はよく妻に「本当に、僕の子供だよね?」と尋ねていました(最近は、先方が本気で怒るので、言いません)。能力的には普通学級に通うことも出来ますが、私は支援級の方が良いと判断しました。彼のリズムに合わせて、ゆっくり、丁寧に見てもらえるのは有難い。少人数(あるいは個別)教育を公費で賄ってもらえるのですから、活用しない手はありません。

 学業成績がどうなるかは分かりませんが、あまり期待していません。息子を見ていると、「競争に勝つ」とはまた違った価値観について、考えさせられます。また、運よくと言うべきでしょう、これからは既存の価値観が大転換していく時代なので、これまで「優秀」とされてきた「規格」に彼を嵌め込んで行く必要を、さほど感じません。価値を転換する名人と言えばバカボンのパパです。彼なら私の息子をこう励ましてくれるでしょう。

自分トフタリッキリデ暮ラスノダ
自分ノパンツハ自分デ洗ウノダ
自分ハ自分ヲ尊敬シテイルカラ
ソレクライナンデモナイノダ
自分ガニコニコスレバ
自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ
自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ
スグニ自分ト仲直リスルノダ
自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ
自分ハ自分ニ優シクスルノダ
自分ノ言ウコトサエキイテイレバ
自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ
自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ
自分ノタメナラ命モ惜シクナイ
ソレホド自分ハスバラシイノダ
(@谷川俊太郎)

 息子は何かを気に入ったら、延々と、本当に延々と繰り返すので、「プログラミングとかにドハマりして、天才プラグラマーとして名を馳せたらどうしましょう、、、」等々、私はよく妄想しています。もちろん、実際には親の思う通りには行かないでしょうが、少なくとも他の「優秀な」子と比べて自分の息子に劣等のレッテルを貼ることは、ないと思います。今まで散々、色々な生徒さんを見てきて、人と人を比べることは便宜的な行為であり、本質的には意味がなく、時に有害だと、私は感じて来たからです。

 追記:バカボンのパパの「励まし」は息子に向けたものであり、医学部受験生に向けたものではありません。バカボンのパパに癒される受験生は、少し心許ないと思います。自分を大切に守りたくなるメンタリティは、戦闘向きではありません。むしろ矢面に立って創傷や擦過傷を浴び続ける勇気がある方が、非連続の成長を成し遂げられる可能性は高いです。

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