BLOG CATEGORY

  • コラム記事
  • スタッフ[5]
    • 中村 克己[45]
    • 浅見 啓
    • 田中 俊行
    • 加藤 剛史
    • 若林 研吾
    • 河村 浩行
    • 野村 将太
    • 夕部 泰弘[4]
    • 平林 希章
    • 辰巳 唯人
    • 坂田 博
    • 本多 高基
    • 橋本 将昭
    • 後藤 謙二
    • 本多 雅樹
    • 満田 深雪
    • 藤田 直樹
    • 佐藤 雅巳
    • 杉崎 智介
    • 中 裕子[1]
    • 垣本 真吾
    • 田中 公英
    • 門田 悠暉
    • 杉野 政仁
    • 相馬 光敏
    • 吉田 有毅
    • 西垣 颯一郎
    • 三尾 仁人
    • 関川 洋太郎
    • 西口 梨沙
    • 吉田 昇悟
    • 大曾根 快
    • 横山 紗妃
    • 小久保 美央
    • 片山 博史
    • 平塚 寛生
    • 小林 啓太郎
    • 山根 悠揮
    • 小泉 祥太郎
    • 村井 絵理子
    • 柴田 克彦
    • 増川 可南留
    • 猪鼻 和歌子
    • 小暮 千碩

Monthly Archives

医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 野心

ブログ

野心

   投稿日: 2018/06/11    投稿者:中村 克己

 バランスについて書きたいと思っているのですが、その前に野心について書きたくなってしまいました。と、言うのも、日本代表。

 W杯ロシア大会が近付いていますが、サッカー日本代表はどうなっちゃうんでしょうか。先日はスイスに完敗し、相変わらず暗雲が垂れ込めています。勝てない理由はいくらでも挙げられるでしょうが、選手たちが頭で考えてみたところで、勝利にはつながらないような気がします。

 私は、今からでも若手が発奮して欲しい、と思いますね。2010年南アフリカ大会の躍進の背景には、本田、岡崎、長友の台頭がありました。彼らが野心をむき出しにして、レギュラーを奪い取っていった。大会前には中澤佑二から長谷部へとゲームキャプテンも変わっています。つまり世代交代がなされていた。

 2014年のブラジル大会前は、本田が「本気で優勝を目指す」と豪語していました。結果は大コケでしたが、それでも観客としては楽しかった。何をしてくれるんだろう、というワクワク感はありました。

 それが、今回は、ねえ。もうちょっと引っ掻き回してくれる若手はいないのか。私は「本田2世」とも言われていた、ビッグマウスの小林祐希選手に期待していた時期がありましたが、結局、彼はメンバーには選ばれず。小林(1992年生まれ)と同世代の選手たち(宇佐美、柴崎、宮市など)は「プラチナ世代」と呼ばれていました。才能では本田、岡崎、長友といった面々を遥かに凌駕していたと思いますが、その才能を活かす何かが欠けている。

 と、言い切るのはさすがに乱暴だとは思いますが、ただ、結果を左右するのは才能だけではなく、むしろ野心や、切実な向上心、とは言っていいと思います。

 川口能活が、最新号の「Number」のインタビューで、こんなことを言ってました↓
 「個人的な意見を言えば、ギラギラしたものを感じたい。日本代表だった当時の僕は、とりわけ20代前半だった当時の僕は、周囲から避けられるぐらいに自分を研ぎ澄ませていた。勝利への貪欲さを極限まで高めないと、世界では勝てないからだ。それでも僕個人は、W杯で勝利をつかめなかった。
 経験も実績も揃ういまのチームが、目にするのも痛いほどのギラギラとした野心を感じさせてくれたら―何かを起こせるんじゃないか、と僕は考えている。」

 「ギラギラの系譜」ってあると思います。「ラモス・カズ・中山・柱谷」→「中田ヒデ・川口」→「本田・岡崎・長友」と、精神の系譜を引き継いで来て、次はだれが受け継ぐのか。原口や武藤、ということになるんでしょうか。

 若者が出来ること。それはバランスを取ろうとすることではなく、自分を信じて極北を目指し、さらに超えようと、全精力を搾り尽くすことではないか。スベってもいい。そこをカバーするためにこそ、経験豊富なベテランがいます。決意さえすれば、今、この瞬間から始められる。3日で決意が鈍っても、1日休んで、5日目に再度決意すればいい。ここらへんの事情は、受験生も一緒です。何度も決意し直してチャレンジすれば、何かしらの変化は起きるものです。

 今の状況だと、私は本田と長谷部に期待です。特に長谷部は昔から大好きで、自分の子どもに「誠」とつけようとして妻に一蹴されたほどです。彼のバランス感覚は常に抜群に冴えています。どんなに気合を入れても、適切なバランスがないと、クラッシュする可能性はどうしても高い。自分の身の丈を超えた目標を目指すとはそういうことだと思いますが、この点、長谷部はすごく興味深いのです。彼はクラッシュするリスクを避けながら、成長し続けているからです。続きはまた。

カテゴリ:

TOPへ