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医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 守備から入る発想

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守備から入る発想

   投稿日: 2018/04/16    投稿者:中村 克己

 前回のブログでは、「負けない戦いをせよ」とメッセージしました。実はこれは、伊藤忠商事の企業広告を見たことがきっかけで思い立ちました。伊藤忠は最近、新聞やテレビでコーポレートメッセージを打ち出していますが、どれもよく出来ていて、イズムを感じます。私が特に印象を受けたのは新聞の一面広告で、「かけふ」と、大きく打ち出されていました。いわく、

 か→「かせぐ」
 け→「けずる」
 ふ→「ふせぐ」

の略で、これが彼らの考え方である、と。ここで面白いのは、「かせぐ」よりも「削る」「防ぐ」が重視されている点です(これは攻撃よりも守備を重視する落合野球に通じます)。

 「削る」は、様々な無駄を削ること。「防ぐ」では、補足説明として、

 「防ぐは、稼ぐ・削るより難しく、最重要。サッカーの試合で1点の負けを取り返す苦労があるように、損した分まで稼ぐことがいかに大変か。1億を稼ぐより、まずは1億の損を防ぐ。 防ぐと稼ぐは表裏一体。防御こそ最大の攻撃なり。」

 と語られています。

 「防ぐ」が最重要なのか。伊藤忠は「ガンガン攻める」イメージ、つまり「稼ぐ」を重要視しているイメージを(勝手に)持っていましたが、そうではないらしい。

 面白い発想だと思いましたし、彼らが優良企業であり続けている、その一端が見えた気がしました。

 「ガンガン稼ぐ」発想は、確かに気分は高揚します。でも、気分が高揚すると、自分の実力を見誤ってしまう。勝負において最も重要な「自分と敵の戦力の冷静な分析」が、出来なくなってしなうことがあります。

 私などは20代の頃、「あとで稼げばいい」という発想のもと、散財していた時期があります。月給が20万くらいの時に18万の椅子を買ったり、友人の経営コンサルタントから「『人生を変えるメガネ』を、お前にだけ、特別に、売ってあげる」と言われて9万円で購入したり。(そのメガネは今もかけていますが、私はペテン師に騙されたとは思っていません。「人生を変える」挑戦は毎日していますし、だから変わると思っています。変えて、9万円のモトをとらなきゃいかんのです。息をしてるだけでもけっこう満足なのですが、彼に騙されるのはシャクなので頑張っています)

 しかし「迷ったら買え!」生活の代償は重く、貸金業の方々をだいぶ喜ばせました。何とか清算できたからいいものの、今思うとゾッとします。

 人生だったら、失敗もすべて糧になるというか、笑い話に出来ます。人のライフは、自分が楽しければいいわけで、勝ち負けはありません。

 でも、医学部受験は、白黒がはっきりとつきます。プロスポーツと一緒で、勝たなくてはなりません。勝とうとしなくては、喜びも成長もない。

 そして、ディフェンスから入る方が、通算勝率は上がる、と私は考えます。授業を受けても、何もしなければすぐに抜けます。抜けるのを「ふせぐ」ために、復習する。毎日実施される小テストも、返却されたら当然復習。色気を出さずに、引き分け、もしくは「1-0」の勝利を毎日積み重ねて下さい。

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