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医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 全力回り道

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全力回り道

   投稿日: 2018/03/30    投稿者:中村 克己

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 タイトルの言葉は、サイバーエージェントという会社の常務取締役、中山豪さんが、自社の入社式で語り、社内で大きなインパクトを残した言葉だそうです。

 近道をしてやろう、合理的にやろう、という考えに囚われることは、実は遠回りになる確率が高い。新入社員として入社すれば、一見、何のためにやるのか分からないような雑務が大量に降りかかってくるものです。しかし、それが無駄かどうかは、一通り全力で経験してみないと分からない。その判断が出来るような経験値は新人にはないのだから、全てに全力で取り組め。そうして成長を続ければ、一見、無駄と思えたことが全て、自分の血肉になっていることに気付く。

 そういった意味合いが含まれた言葉ですが、これは、受験生にも大いに当てはまります。最初から「効率的にやろう」と考えすぎない方がいい。一切の回り道をせず、最短距離を見通せる受験生はいません。

 先日、とある生徒が「知識系のテストの準備に時間がかかりすぎてしまう」と相談に来ました。聞くと、30分強の英語のテスト準備に、多い時には4時間以上かかってしまうという。我々は「暗記の精度」「認識の精度」にこだわった指導をしており、この時期の基本教材の取り組みに関しては、完璧を求めます。その生徒は我々の言葉を額面通りに受け取って完璧を期し、その結果、大量の時間がかかっていました。

 30分強のテストに4~5時間かけて満点を獲る。一見「効率が悪い」勉強の仕方ですが、私は、この回り道には大いに意味があると考えます。そういったプロセスを経て完璧な暗記の精度を体感しておくことは、有効なのです。最初から「8割位の得点でいいや」と考える受験生は、腰が引けてしまっている。結果、8割にも届きません。そのメンタリティで進めば、その受験生にとっての「当たり前の基準」は、どんどん下がります。(なお、ここでは過去問ではなく「基本教材」の話をしています。本番では上手に捨て問を作ることが必要ですが、その「スルーしてもいい」感覚を、基本教材に持ち込んではいけません)

 基本といえども「一瞬で、完璧に答えられるようにする」には、かなりの反復が必要です。その反復を経ずに先に進んでも、結局は伸び悩む。器用貧乏は英語の世界にも大勢います。

 何ごとも基礎が大切です。最初の一歩をどう踏み出すか。それが、その後の流れを左右します。医学部受験生にとって、4月は重要なタイミング。上手にやろうとせず、勢いに乗ってガムシャラに取り組んで行くことを勧めます。そうすれば、その後、正しい形で効率を追いかけられるようになります。

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