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医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 金藤引退

ブログ

金藤引退

   投稿日: 2018/03/18    投稿者:中村 克己

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 リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、競泳の金藤理絵さんが、2日前に引退を発表しました。少し地味な印象の選手かもしれませんが、私にとっては印象深い方です。

 彼女が金メダルを獲得した後の「人って変われるんですね」という言葉が、教育者のはしくれである私にとって、一つの支えなのです。

 金藤選手は、2008年の北京五輪では7位に入賞したものの、4年後のロンドン五輪は出場を逃しました。その後は伸び悩み、いつ辞めてもおかしくない状態でしたが、競技にとどまった理由が2つあったといいます。以下、雑誌「Number」からの引用↓

「こんな私でも、応援してくださっている沢山の人の存在がありました。もう1つが加藤コーチの存在です。私が何回やめたいと言っても、絶対に辞めさせてくれなかった。何でこの人は分かってくれないんだろうと思っていましたが、1を言うと、100にして返してくる人なので、かなわなかったです(笑)」 

 このような状況下で2015年の世界選手権に出場。彼女は6位に入りましたが、そのレース後、ある支援者から「全力には見えなかったよ。あれが金藤さんの100%の泳ぎだったのかな」と言われ、情けなさで涙が止まらなかったそうです。以下、雑誌「文藝春秋」からの引用です↓

「私の泳ぎは頑張りや感動をまったく表現できておらず、周囲に疑念すら抱かせてしまったのです。これには衝撃を受けました。これで引退してしまったら、応援してくれた人たちの記憶に残る最後のレースが、消極的で、見ていてワクワクもドキドキもしないレースになってしまう。それは申し訳ないし、自分でも絶対に嫌でした。
 もうやるしかなかった。周囲を失望させたことで、泳ぐことに対する気持ちが180度逆転していき、そこからの半年は本当に練習しました」

 その後、彼女の態度は一変。持病のヘルニアを患っていたにも関わらず、リスクをとって過酷な練習をこなして行った。周囲が驚くほど自分を追い込み、平均的な選手の2倍以上の練習量をこなしたそうです。

 そして金メダルを獲得し、冒頭のセリフにつながります。「人って変われるんですね」

「人は変われるんだということを、きっとたくさんの人に見てもらうことが出来たし、伝わったと思います。だから、変われることを信じて、みんなにも挑戦してほしいと思うんです。覚悟を持って取り組めば、できるんだと」

 私も、人は変われると思います。このような青臭い理想を共有できるからこそ、私は慶応進学会フロンティアに在籍しています。

 一方で、急に自分を変えてくるような魔法の杖などない、という事実も、心の隅に置いておくべきと考えていますけれども。続きは後日。

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