BLOG CATEGORY

  • コラム記事
  • スタッフ[5]
    • 中村 克己[47]
    • 浅見 啓
    • 田中 俊行
    • 加藤 剛史
    • 若林 研吾
    • 河村 浩行
    • 野村 将太
    • 夕部 泰弘[4]
    • 平林 希章
    • 辰巳 唯人
    • 坂田 博
    • 本多 高基
    • 橋本 将昭
    • 後藤 謙二
    • 本多 雅樹
    • 満田 深雪
    • 藤田 直樹
    • 佐藤 雅巳
    • 杉崎 智介
    • 中 裕子[1]
    • 垣本 真吾
    • 田中 公英
    • 門田 悠暉
    • 杉野 政仁
    • 相馬 光敏
    • 吉田 有毅
    • 西垣 颯一郎
    • 三尾 仁人
    • 関川 洋太郎
    • 西口 梨沙
    • 吉田 昇悟
    • 大曾根 快
    • 横山 紗妃
    • 小久保 美央
    • 片山 博史
    • 平塚 寛生
    • 小林 啓太郎
    • 山根 悠揮
    • 小泉 祥太郎
    • 村井 絵理子
    • 柴田 克彦
    • 増川 可南留
    • 猪鼻 和歌子
    • 小暮 千碩

Monthly Archives

医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 続・両方大事

ブログ

続・両方大事

   投稿日: 2018/03/03    投稿者:中村 克己

axis0319IMG_0037_TP_V4.jpg

 前回の続きです。

 前掲書の宣伝文句の中で、鴻上さんは、「精神」を語るのは安易で、優れたリーダーは「リアリズム」を語る、と主張しています。

 つまり「精神」と「リアリズム」をあたかも対立する概念であるかのように語るのですが、ここに違和感を感じます。

 「精神」も、「リアリズム」も、両方大事です。と言うより、「精神」も立派にリアルなものであり、リアリズムの中に含まれると私は思います。もちろん鴻上さんは、精神「だけ」を語るのは安易、と言いたいのだと思いますし、宣伝コピーですから単純化して表現するのは当然ですが。

 いずれにせよ、「どっちか、一方」という二分法は、たいてい単純化のしすぎです。「精神とリアリズム、どっちが大事?」という問いは、あまり良い問いだとは思われません。両方大事です。人によって、組織によって、時代によって、どちらかに偏っていることが多いので、その偏りを認識し、適正なバランスを目指し続けるだけのことです。とりわけ日本人は精神寄りに偏ることが多いと言われますし、私もそう思いますが。

 単語を覚える時も、「丸暗記と長文を通じて覚えるのは、どっちがいいですか?」という問いを受けることがありますが、両方大事です。両者はつながっています。

 知識量と思考力、どっちが大事?という問いも、どうかと思います。両方大事です。両者はつながっています。

 2日間のブログでは「英単語は、気合が大事」と記しましたが、実際は方法論も大事です。

 人文科学や社会科学の分野では、何ごとも二面的あるいは多面的です。これが「国語や英語は曖昧だから苦手」という理系諸君の嘆きにつながっているのだと思いますが、そこは修行です。絶対的な答えがない中で対話を続ける、というのも面白いですよ。(ちなみに長文読解は、英文執筆者と出題者と受験生、三者の対話です。対話ですから、ゴリ押しは通じません。相手が言おうとすることに、まずはよく耳を傾けることです)

カテゴリ:

TOPへ