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医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 中村 克己» 新時代を踏まえた「音のトレーニング」

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新時代を踏まえた「音のトレーニング」

   投稿日: 2018/02/11    投稿者:中村 克己

2018年のセンター英語リスニングの平均点は、過去最低の22.7点でした(50点満点)。新時代を踏まえ、明らかに問題が難化しています。

なお、現行のセンター試験は2020年で終了し、その後は、4技能全て(読む・書く・聞く・話す)が問われる時代が到来します。

医学部受験でも重箱の隅をつつくような文法・語法問題は減少傾向にあり、一方で長文の分量が増えている。つまり、「英語を英語のまま理解する」スピード感が要求されているのです。

これらの流れを踏まえると、もはや「リスニング対策」や、「正しい発音を身に付けた上での音読」は、「やった方がいい(≒better)」ではなく、「絶対にやらなければならないこと(≒must)」です。

今日、私が新規に受け持つことになった高1生が通う学校では、GTEC(ジーテック)の受験を生徒全員に義務付けているそうです。(GTECとは、ベネッセコーポレーションが実施している英語4技能検定のことです)

彼は小学生の頃に英会話学校に通っていたそうで「スピーキングはまあまあできる」とのことでしたが、お世辞にも発音が上手いとは言えませんでした。

無理もありません。従来は「音」のトレーニングの重要性は低かったため、大半の英語講師は教授した経験値が少なく、教えられる人間は限られているためです。

しかし、これからはそうは言っていられません。「音」も教えられるかどうかが、英語科の力量を測る一つの指標になると私は考えています。

なお、リスニングには決まった「音変化」のルールがあります。たとえば「語末の子音は聞こない」というルール(例:You look tired. →「ユ ルッタイヤー」と聞こえる。kやdは「飲み込まれて聞こえなくなる」)。他のルールとしては「音がくっつく」。turn offは「ターノフ」an apple「アナポ」など。

専門的には、
1. Contraction(短縮)  ⇒音を省略する
2. Reduction(弱化)  ⇒音が弱くなる
3. Deletion(脱落), Elision(消失)⇒音が消える
4. Liaison(リエゾン・連結) ⇒音がつながる
5. Assimilation(同化)  ⇒音が変化する

など。こういったルールは大学入試の参考書には書いていないので、受験生は知る機会がなく、盲点になっています。これを知らずにやみくもにリスニングをしても効果が限られますが、一方で、知っている受験生は圧倒的に有利です。ルールの詳細は授業で扱っています。

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