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アホロートルの秘密

   投稿日: 2018/02/02    投稿者:夕部 泰弘

https://www.nytimes.com/2018/02/01/science/axolotl-genes-limbs.html?smid=fb-nytimes&smtyp=cur

入試期間となり、我々講師はしばしの休息期間。

ベッドに寝っ転がってFBを眺めていると、受け取ってる記事にちょっと面白そうなのがありました。仕事は夜からで波もないのでざっと訳してみました。ざっとですよ 笑

The New York Times

The Smiling Axolotl Hides a Secret: A Giant Genome

By NICHOLAS BAKALAR FEB. 1, 2018

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科学者はモナリザの微笑みを浮かべた両生類たるアホロートルのゲノムを解析してきた。そのサイズはヒトの10倍、すなわち320億塩基対であり、これまでに解析されたゲノムの中で最大である。

野外で怪我をしたアホロートルは研究室で飼育され、150年以上調べられてきた。それは切断された腕を、完全な骨、筋肉、神経を備えて再生する驚きの再生能力をもつ。傷ついた組織を産生することなく傷を治し、傷を受けた内部器官を再生するほどなのである。

このサンショウウオは潰された脊髄を治し、傷を受ける前となんらかわりのない機能を持つことができる。他のどの動物にもないレベルのこの治癒能力により、その遺伝子が大きな関心の的となっているのである。

この研究者グループはある一つの遺伝子解析手法を分析に用い、更に読み返しにも用いており、今や研究者にアホロートルの遺伝子を調べて扱う道具を提供するにいたった。彼らの研究はNatureに掲載されている。

「この論文の技術は全て最先端です。」とゲティスバーグ大の研究者で両生類について幅広い業績があり、この研究グループには入っていないRyan Kerneyは言う。「そして彼らが生んだこのデータはこのような大きなサイズとしてはもちろん、いかなるゲノムに対しても綿密なものといえます。」

これはサンショウウオで解析された初のゲノムである。これほど長い時間がかかったのは非常に多くの重複箇所があったからだと、ウィーンの分子病理研究所上級研究員で本研究の指導教官であるM.Tanakaは述べる。この研究は、この目的のために特別に開発された技術を必要とする莫大な電子機器計算であった。

「私たちは成熟細胞が幹細胞に変化する際に細胞がつくるRNAとタンパク質のとてつもない変化を理解したかったのです。」M.Tanakaは述べる。「なぜ傷はそのようなとてつもない変化を引き起こすのか?その理由は、ゲノムの異なる部分がどのようにして細胞の挙動の変化に用いられるのかを知ることなく理解しえないのです。」

研究グループは再生に関わる遺伝子の一部を特定し、ある遺伝子はアホロートルにしか存在しないことも発見した、しかしまだやるべき仕事は山積みである。

M.Tanakaいわく、「この冒険ははじまったばかりです。」「ゲノム解析の完了は、生命体がどのように再生するかの研究に恩恵をもたらすでしょう。われわれはヒトゲノムを最初うに解析した人たちと同じように興奮しているのです。」

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今年巣立つ生徒は将来、ウーパールーパーの遺伝子を基礎にヒトの再生医療をしているかもしれません。

自然でない行いは自然でない混乱を生む とのマクベスの言葉もふとよぎりはするけれども、自分やその家族が大けがしたら何としても治したいわなぁと。

でもアホロートル遺伝子の組込み100万円ですとか、、、

まあ、そんなアホなことにはならんか。

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