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Changes

   投稿日: 2017/04/22

2009年、バチカン市国にある楽曲が認定された。2PAC(本名:Tupac Amaru Shakur)というラップ歌手による、"Changes"という楽曲だ。現在に至るまで、Hip Hop/Rapの楽曲でバチカンに認定されたものは、この一曲のみである(ビートルズの楽曲ですら認定されていないほど、大衆音楽が認定されることは珍しい)。このニュースを知ったとき、とても嬉しかったのを今でも覚えている。と言うのも、私は彼の曲を聴いて音楽にハマった程の彼の大ファンであり、中でもこの曲が特にお気に入りだったからだ。

 

 「お前この前、小田和正のファンだって言ってたじゃねぇか!」とおっしゃる方もいらっしゃることだろう。しかし、何せ私は中学1年の頃、2PACのファンになったのをきっかけに、Hip Hop、R&B、 Rockといった様々なジャンルの音楽を聴き始め、今では2,000枚を超えるCDを所持するほどの音楽好きなのである。(邦楽を聞くようになったのは大学に入った後である。)従って、好きなミュージシャンは山といるのだ!矛盾など無い!(断言)

 

 閑話休題、2PACはラップアーティストの中でも、所謂ギャングスタ・ラッパーと呼ばれるアーティストで、歌詞の内容が過激過ぎて、バチカンなどとは無縁だと思っていた(と言うよりも、そんなことになるなんて想像もしていなかった)。なので、この認定は嬉しかったのと同時に、本当に驚いたのだ。

 

 私がこの曲を特に好む理由は、歌詞が人間臭いからだ。2PACは黒人で、所謂ハーレム出身者であり、温室育ちの私が共感出来ることなど殆ど無いのだが、とにかく、この曲の人間臭さに惹かれたのだ。この曲の歌詞からは、序盤では「世の中を変えていこう」という意思が見える。普通の曲は、このままポジティブなメッセージソングで終わるだろう。が、この曲では終盤、諦めるのである。各Verseの締めの言葉は"The way it is...(そんなもんさ...)"、曲の最後の最後のつぶやきでは、"Some things will never change(いつまで経っても変えようのないこともあるのさ...)"といった具合に。ここが、非常に人間臭く、リアルな感じがして、とてつもなく惹かれるのである。

 

 この曲がバチカンに認定された理由は、他の認定された楽曲と同じく、「人の良心に働きかける曲」であったこと、とのことだ。過激な表現に惑わされず、正当に自分の一番好きなアーティストが評価されたのが、何故か自分が肯定されたようで誇らしかった。Hip Hopとはいっても、比較的静かな感じの曲なので、普段こういったジャンルの曲は聞かない人にも是非一聴して欲しい!

 

 

以上、自分の好きな音楽の押し売り、その2でした〜。

 


山根 悠揮TA


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