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くちなし

   投稿日: 2015/06/18

 

雨の季節です。



この時期に咲く花に「くちなし(山梔子または梔子)」があります。



あるときこの花を見て、白には白の色があるということに気づきました。それまでは白い色は何の色にでも染まるから、白には色がないと思っていました。



花嫁が最初は白無垢あるいは白いドレスを着て登場し、そのあとでお色直しをします。花嫁が、こんな色に染まりましたと、お披露目します。



そんな白をイメージしていました。ところが、くちなしの白は、緑や赤や黄と同列に並ぶ色です。白のなかには、色のないものもありますが、白を誇りにする白もあるように思います。

 



くちなしは、英語では
gardeniaと呼ばれます。



「庭に咲く花」という意味のように思えます。
gardeniaを分解すると、garden「庭」とiaになります。



花の名前には
iaで終わるものが多いので、iaを「花」と読んでもいいように思います。iaで終わる花には、acacia「アカシア」, begonia「ベゴニア」, fuchsia「フクシア」, freesia「フリージア」, dahlia「ダリア」, rafflesia「ラフレシア」, wisteria「藤」, paulownia「桐」などがあります。

 

 雨というと、雨だれはいかがでしょうか。ショパンの前奏曲に「雨だれ」と呼ばれる曲があります。したたり落ちる雨だれが連想されます。



英語のことわざに、
Constant dropping water wears away the stone. というのがあります。



「絶えずしたたり落ちる雨粒は、石をもすり減らす」という意味になります。「点滴石を穿(うが)つ」に相当します。



英語の表現には
droppingの代わりにdrippingになっていたり、wears

will wear
となっていたりするものもあります(willは「するものだ」と習性を表
します)。また、
The drop wears out the stone not by force, but oft falling on.というのもあります(oftoftenの古い形です)。



こちらは「しずくは石をすり減らす。力ではなく、何度も落ち続けることによって」という意味になります。勉強も同じですね。

 

 

英語科主任 坂田博





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