BLOG CATEGORY

  • コラム記事
  • スタッフ[5]
    • 中村 克己[47]
    • 浅見 啓
    • 田中 俊行
    • 加藤 剛史
    • 若林 研吾
    • 河村 浩行
    • 野村 将太
    • 夕部 泰弘[4]
    • 平林 希章
    • 辰巳 唯人
    • 坂田 博
    • 本多 高基
    • 橋本 将昭
    • 後藤 謙二
    • 本多 雅樹
    • 満田 深雪
    • 藤田 直樹
    • 佐藤 雅巳
    • 杉崎 智介
    • 中 裕子[1]
    • 垣本 真吾
    • 田中 公英
    • 門田 悠暉
    • 杉野 政仁
    • 相馬 光敏
    • 吉田 有毅
    • 西垣 颯一郎
    • 三尾 仁人
    • 関川 洋太郎
    • 西口 梨沙
    • 吉田 昇悟
    • 大曾根 快
    • 横山 紗妃
    • 小久保 美央
    • 片山 博史
    • 平塚 寛生
    • 小林 啓太郎
    • 山根 悠揮
    • 小泉 祥太郎
    • 村井 絵理子
    • 柴田 克彦
    • 増川 可南留
    • 猪鼻 和歌子
    • 小暮 千碩

Monthly Archives

医学部受験の慶応進学会フロンティア» ブログ » 黒い服を買ったら

ブログ

黒い服を買ったら

   投稿日: 2014/08/09

いつだったか、生徒さんのどなたかに「先生、黒が似合いますね」と言われた。そういう訳で、その翌日には洋服屋で黒いTシャツを衝動買いである。で、早くも着て、翌日予備校に出社である。僕はこんなにも主体性がない。人の意見に左右される。ああそうかな、と簡単に思ってしまう。



僕は自分自身の理性を全く信用していない。「個性」だの「自分らしさ」だの、そんなものは鼻で笑う人間である。これまで自身でなしてきた決断は大体凶と出てきた。一方、元妻、親親類、友人知人の助言は、反対の行動をとった後に振り返ると、ほとんど正しかった。勿論抵抗はある。ここまで生きてきたにもかかわらず、自分の考えとはこんなにも浅はかなのか。こんな抵抗は、事実と他者の客観視の前には、いっつもいっつも、脆くも崩れ去る。




これが個人的な経験であるがゆえに、先に述べたことを、全人類全時代全世界的に普遍化することは愚かであろう。しかし、経験を確かなものだと思っている僕は、「個性なんて、こだわっても仕方ないんだよ」とは、小声では、言える。




但し、いかなる状況下にあっても、「なあに、俺ならこなすことはできるだろう」と信じることはできるしその「自信」はある。それは「他者の客観性を信じる自分」を信じることができる覚悟が、自分にあるからである。ついでに言えば、僕は、一点のみ見つめる、自分の視線の鋭さも信じている。




三島由紀夫は、作家になるために、そしてなってからも、喧嘩に勝つために身体を鍛え上げた。覚悟と眼光こそが大切だと思う僕には、三島の行動は、ひどく正しく思える。そしてこのことは受験にも当てはまるんだよ、と、これは小声で、言ってみたい気がする。




英語担当  Frank-Fu





6ac3f82163da69d0e35052023180ec63.jpg

TOPへ