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本校の生徒の記憶力の素晴らしさ  

   投稿日: 2014/05/02

本校では英語の学習の一環として英文の暗唱エクササイズを行なっていますが、生徒たちの記憶力のよさにいつも感心させられています。



とはいえ、生徒たちの記憶力のよさにはいろいろカラクリがありまして...というのが本日の話題です。

本校では英文暗唱エクササイズは生徒全員に課しているわけではなく、学力的にこのエクササイズが必要と判断された生徒たちに半強制的に参加させている本校おなじみの伝統的行事であります。


英文暗唱エクササイズに召集される生徒たちは、客観データ的にも英語力が低く、自身でも英語が苦手だとはっきり自覚している生徒たちであります。


この英語苦手な生徒たちに英文暗唱エクササイズとしてソコソコ長めの英文 (まあ、いわゆる英語長文)を毎日4題をその日のうちに暗記暗唱をノルマで毎日テストし、連日延々と課すわけです。


ソコソコ適当な長文であっても、1日4題当日中に暗記して、私の面前でミスすることなく暗唱して確実に合格印をもらわなければならないのですから、 これが毎日延々と続くとなると,,想像しただけでもかなりのストレスに違いありません。


本校では、その日のうちに完了しなければならない毎日の演習課題、宿題、授業課題がてんこ盛りで、その学習だけで生徒たちは日夜、四苦八苦しているのにそれ以外にこんな余計な暗記課題を強いられた日には、いいようのない暗雲とオーバーヒートして屍化した自分の姿が容易に想像でき、一時期にせよ絶望してしまうわけです。


暗唱エクササイズに参加するよう宣告された生徒たちは、毎度のことですが宣告直後は皆一様に不安と困惑の色を示します。


こんな罰ゲームみたいなふざけた行事で貴重な受験勉強時間を浪費したくない!


こんな根性論みたいなスパルタ勉強法は、はたして意味あるのか?



もしかしたら自分はこの予備校でお払い箱要員?


英語の暗唱に追われて他の勉強をやる時間がなくなり本気で詰みそう...



運が悪かった。もうちょっと英語テストができていればこんな目に遭わずに済んだ...



まあ、だいたいこんな感じでしょうか。



だけど私が本校の生徒のことを素晴らしいといつも感動する瞬間は、とりあえずはこの一見酷い(笑) ともおもえる宣告を受けても、半信半疑ながらも愚直に指示されたとおりに貫徹しつづける精神力と継続力を示してくれる瞬間です。内心はどうであっても。



自他とも予想通りほとんどの生徒は英文暗唱エクササイズをはじめた当初は、1問暗記するにかなりの時間を費やしてしまい、他の課題や教科の勉強もこなさなければならない焦りと、罰ゲーム的な英文暗記作業に対するやるせないモチベーションの低さ、予想以上の辛さに、心身ともに押しつぶされそうになるのが常です。




ところがこの罰ゲームみたいな英文暗唱エクササイズを我慢して1か月も続けると、不思議なことに(じつは不思議でもなんでもないのですが)例外なく驚異的な英語力のアップとして如実に現れてくるのです。



実際に、模試や小テストの場で、英文暗唱エクササイズに参加していた生徒たちはたったの1か月かそこらで、一様に成績をグーンと伸ばしており、前回の倍以上の得点成績を残す生徒や暗唱エクササイズに参加していない英語が得意な連中を抜き去る好成績を残す生徒もチラホラでてきています。



なぜ英文暗唱が英語力アップに効果があるのかは、本校の生徒には説明を求められれば理論的に説明してますが、端的にいえば、じつは英文暗唱は英語力を短期間で養成するための、きわめて優れた勉強法としてはるか昔から密かに重宝され続けているのです。



そしてもう一点、このエクササイズを続けることによる嬉しい副産物が、記憶力と集中力が著しく鍛錬がされることです。



期限を区切られてプレッシャーを与えられることによって、おのずと集中せざるえないようになり、脳神経細胞を刺激するのか、記憶力もアップし、当初は英文1問暗記するのにかなりの時間がかかっていたのが、暗唱鍛錬を続けていくうちに、わずか1か月で英文4問をきわめて短時間で苦もなくスラスラ暗唱できるようになっていきます。そしてその効果が自身で感じられるようになってくるころには、当然のごとく英文暗唱エクササイズに対する疑問はおのずと霧散しています。



彼ら生徒たちは、英文を暗記暗唱するという単純なくり返しが、いかに優れた勉強法だったかということを身をもって知るようになるわけです。



そんな著しい成長をみせている生徒たちの中でも、特に感動したのは本校生徒のI君の頑張りです。難解な文の数々を誰よりも早く暗唱し、トップでこのエクササイズプログラムを疾風の如くコンプリートしました。そして彼はただ暗記しているだけではなく文の内容、文法、語法もしっかりと理解していました。



実は当初彼こそが、英語が大の苦手にもかかわらず、この英文暗唱エクササイズを最も疑問視して 暗い表情をしていたひとりなのです。それでも彼は愚直にエクササイズに参加し続け、結果1か月で英語力の驚異的アップを達成しました。



彼が涙と葛藤の努力のすえに培った記憶力はほんとうに素晴らしい!



この努力に素直にエールを送りたいです。



そして本校の生徒たち全員のさらなる英語力の向上に期待いたします!




英語担当 後藤謙二

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