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私が生徒たちから教えられたこと

   投稿日: 2014/04/09

ソチ五輪での浅田真央選手のフリー演技は全世界を感動させました。

 

 

困難な状況にあってもそれを克服し、

 

乗り越え、

 

最後までやり遂げる姿に

 

人は感動するのかも知れません。

 

 

浅田選手のような大舞台ではありませんが、

 

受験生たちにも同じようにドラマがあります。

 

 

多くの人の目に触れる訳ではないけれど、

 

周囲の者はそうした姿に感動させられます。

 

 

受験勉強に何の意味があるのか? という

 

議論は昔からありますが、

 

大事なのは、

 

最後まで頑張りぬく

 

という、人生の中での経験なのかもしれません。

 

 

昔、現役で日大文理学部に不合格だった生徒が、

 

1浪で東大理Ⅲに合格したことがありました。

 

当初、その姿が周囲の受験生の目に格好悪く映り

 

彼は馬鹿にされていましたが、

 

最後にはその気迫に圧倒され、誰も笑わなくなっていました。

 

そして、

 

合格しました。

 

 

去年の秋に慶応進学会の門を叩いた一人の受験生がいました。

 

彼は進学校に入学しましたが中退、

 

その後、高卒認定試験は通ったものの

 

何年も大学受験浪人をしていました。

 

 

あらゆる、塾や予備校、家庭教師をつけても合格することなく、

 

お母さんが、「これが最後」

 

と、ウチを訪れたのです。

 

 

合格しない原因はすぐわかりました。

 

彼は怠け者だったのです。

 

 

でも、今回、彼は頑張りました。

 

途中、怠けながらも最後まで駆け抜けてくれました。

 

 

頑張らない生徒には特徴があります。

 

それは、「必ず誰かのせいにする

 

ということです。

 

 

自分が予備校に行かなくなるのは、

 

予備校や先生に原因があると

 

親御さんに泣いて訴える生徒すら珍しくありません。

 

 

怠け者の彼には買えるところがありました。

 

それは決して誰かのせいにしない、

 

親御さんにも泣きつかない、

 

悪いのは、

 

「自分の怠ける性格」

 

と私にも他の先生たちにも言い切っていたことです。

 

本当はそれを直したいんだと。

 

 

では、まず今回はやり遂げることから始めよう

 

私のこの言葉を素直に聞いてくれた彼は、

 

何度も怠けながらも、

 

最後までやり遂げてくれました。

 

 

センター試験は予想問題をやらせていました。

 

殆ど的中していたものの、

 

試験中にお腹が痛くなり、途中退場。

 

 

彼の隠れていた弱点をこのとき初めて知りました。

 

 

あとは、一般入試で合格するしかない。

 

終盤の彼は、私が用意した問題集を毎日やりました。

 

 

何十周やったかわからない位です。

 

 

そして志望校に合格しました。

 

 

彼からの電話、

 

「合格しました。ありがとうございました!」

 

の言葉は本当に嬉しかった。

 

 

大事なのは結果の大小ではなく、

 

最後までやり遂げること

 

ではないでしょうか。

 

 

受験にはドラマがあり、

 

受験生たちから多くを学んできた私ですが、

 

今も、これからも

 

教えてもらうことはたくさんありそうです。

 

 

 

杉崎智介

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