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入試は医師になる心構えを試されている

   投稿日: 2014/03/13

先日、医学部受験浪人をされている本人とお母さんが相談に見えました。

 

実はその生徒は8年前に3か月だけ指導したことがあります。

 

当時は3浪で、大手予備校で成果がでずに私の所に来たのです。

 

 

 

「勉強は大変だけど、1年間だけだから頑張って」

 

と言っていたのですが、少々厳しいと、すぐ弱音を吐く生徒で、

 

「今日は体調が悪いので休む」

 

という機会が増え結局、

 

「すごく頭がよくて優しい家庭教師をつけることにしたから先生(私)はいらないよ。先生はどこの大学? 新しい家庭教師はね、東大出てるんだよ」

 

と言ってやめてしまいました。

 

 

その後、8年も浪人していた彼は現在11浪、いまだに医学部受験をしていたのには少々驚きました。

 

結局、どの予備校や塾、どんな家庭教師についてもダメで、お母さんが彼を説得して、再び私の所に来たそうです。

 

お母さんは、

「ぜひ預かってくれませんか?」

と言うのですが、

 

彼は

「あんまり勉強が大変じゃないように配慮してくれるなら先生に指導して欲しい」

と。

 

私は

「医学部に入るには当時以上に難しくなっているから、みっちりやらないと永久に合格できないと思うよ」

と答えました。

 

医学部は医師を志す者が入学する場所です。

 

人の命に関わる仕事ですから勉強していかなければならないのは当たり前のことで、高々入試で怖気づいている人が立派な医師になれるでしょうか?

 

 

入試は、医学部で6年間学ぶ意識、医師国家試験に合格して医師になる意識を試しているのです。

 

それは孤独で地道なマラソンのようなものです。

 

やる気さえあれば、1年で医学部に合格させることはそれ程難しいことではありません。

 

大事なのは本人のやる気と「医師になりたい」という思いです。

 

 

たいして努力を要しないで叶う夢に価値があるのでしょうか?

 

本当に本当に頑張って頑張りぬいて手にする夢だからこそ、感動も大きく、人間も成長するのだと私は思います。

 

医学部入試は普通の大学受験よりは厳しいけど、必ず合格できる「ありがたい試練」なのです。

 

 

人生の中であんなに勉強したことはない、そんな経験を私のところでした人たちは今、医師として活躍されています。

 

たかが1年、思いっきり受験勉強をするのも悪くはないですよ!

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